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第21回奨学生交流会
2013年9月19日〜21日
 
 

恒例となった奨学生交流会が、今年も9月19日〜21日に開催されました。
初日の19日は、午後から双日本社に於いて、先ず最初のプログラムは、双日(株)の会社説明会。双日・人事総務部から「総合商社」についての説明があり、奨学生の中には就職活動中の人もおり、皆さん熱心に説明に聞き入っていました。

次のプログラムは、加瀬理事長との懇談会。各人が自分の研究を発表する形になり、加瀬理事長からは一人ひとりに、商社トップの立場からの貴重なアドバイスが頂けました。

夕刻から会場を都市センターホテルに移し、奨学生・奨学生OB19名と双日の関係者、財団役員・職員合せて総勢55名が集い、懇親会が開かれました。 奨学生・奨学生OBの皆さんからは、自己紹介・近況報告のスピーチがありましたが、留学生が日本での生活でどのようなことを考えているのかに興味が持たれ、また、毎度のことながら、奨学生の皆さんの日本語でのお話の上手さには、出席者一同、関心しきりでした。
全員での懇談の後は、これも恒例となった「みんなで歌おう」の時間。今年の歌は、奨学生からの希望もあり、SMAPの「世界に一つだけの花」。双日・広報部の塩川さんのキーボードの伴奏と奨学生OBのイン・ブン君の歌のリードにより、奨学生のみんなが壇上に上っての楽しい歌になりました。

2日目(20日)、3日目(21日)は、奨学生・奨学生OBの皆さんと財団職員とで、マイクロバスでの研修旅行。

20日は、まず東京の新名所「東京スカイツリー」。心配された台風18号が2日前に関東地方から離れて行ってくれたため、スカイツリーも無事オープン。分速600メートルのエレベーターの速さに驚き、到着した高さ地上450メートルの展望回廊からは、天気も良く、まるで広大な首都東京のジオラマの真ん中に立ったかのようで、みんな大興奮。足下には、ミニチュアトレインより小さな総武電車が走っているのが見えました。

スカイツリーの後は、日本の産業および先端技術見学の第6回目として、府中の新聞印刷工場見学。大きな紙ロールから時速35kmの速さで紙が流れ、何台も並んだ輪転機でそれぞれのページがカラーや白黒で印刷され、スリットされ、全ページが一つに重なり、新聞になって行く様は圧巻。驚いたことに、この広い工場で、ロボットが大きくて重たいロール紙を運び、交換し、働いているのは見えるが、作業員の姿はほとんど見えませんでした。留学生だけでなく日本人の我々も、オートメーション化、ロボット化が進んだ日本の工場にびっくり、感心しました。

その夜は、箱根・強羅に泊まり、宿では卓球やおしゃべり、また、日本語の勉強を兼ねた逆しりとりゲーム「ワード・バスケット」にみんなが夢中になり、なかなか終わることができませんでした。

3日目は、秋晴れの中、彫刻の森で芸術を堪能。次は大涌谷で黒卵を味わって、世界遺産となった霊峰富士山をバックに全員揃ってパチリ。ロープウェイで下りた芦ノ湖では、海賊船から箱根の美を楽しみ、昼食後は、旅の思い出作りに箱根の伝統工芸「寄木細工」に挑戦。それぞれが自分なりの作品を作り上げ、素敵な旅の思い出のお土産となりました。

この2日間の小旅行は、マイクロバスでの移動、宿は我々だけ、団体での入園・入館・食事とすべてチームでの行動でしたので、奨学生の皆さんは、バスの中も食事の時もずーっとお話ができ、東京駅での解散時には、今回初対面だった人とも旧知の間柄のようになれました。
参加した奨学生・奨学生OBの皆さんは、いろいろな国から日本に来ている人との繋がりが広がったことが何よりだったようで、また来年の交流会での再会を誓い合っていました。

 
こちらから奨学生のエッセイをご覧いただけます>>
 
 
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