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第22回奨学生交流会
2014年9月18日〜20日
 
 

恒例の奨学生交流会が、9月18日〜20日に開催されました。
初日の18日は、午後から双日本社に於いて、最初のプログラムは、当財団の主たる出捐会社である双日(株)の会社説明会。双日・人事総務部から「総合商社」についての説明があり、また、グローバルに人材を求めていることも説明がありました。奨学生の中には就職活動中の人もいて、皆さん熱心に説明に聞き入っていました。

次のプログラムは、濱塚専務理事との懇談会。各人が自己紹介を行い、いろいろな話題について濱塚専務理事とお話頂きました。
夕刻から会場を都市センターホテルに移し、奨学生・奨学生OB・OG23名と双日の関係者、財団役員・職員合わせて総勢60名が集い、懇親会が開かれました。 奨学生・奨学生OB・OGの皆さんからは、自己紹介・近況報告のスピーチがありましたが、留学生が日本での生活でどのようなことを考えているのかに興味が持たれ、また、毎度のことながら、奨学生の皆さんの日本語でのお話の上手さには、出席者一同、感心しきりでした。

懇談の後は、これも恒例となった「みんなで歌おう」の時間。今年の歌は、美空ひばりの「川の流れのように」。双日・広報部の塩川さんのキーボードの伴奏と当財団の前経理部長の櫛引さんの指揮の下、皆さんで声を合わせて歌いました。

2日目(19日)、3日目(20日)は、奨学生・奨学生OB・OGの皆さんと財団職員とで、観光バスでの研修旅行。

19日は、まず茨城県守谷市にあるアサヒビールの工場見学に行きました。アサヒビールの首都圏でのビールの供給を担っている大きな設備で、次から次へと生産されるビールの量に圧倒されました。見学終了後は展望台での試飲会となり3杯まで無料とのことでした。最初の一杯は味が格別で皆さんうれしそうに飲んでいました。2杯目からはソフトドリンクを飲む人も出てきていろいろと味わうことができました。
お昼は牛久にあるシャトーカミヤを訪ねました。旧醸造場の一部は改修中でしたが、貯蔵庫に使われていた建物を改造したレストランでおいしい本格的フレンチを頂きました。

午後は宇宙航空研究開発機構(JAXA)のつくば宇宙センターを見学しました。実物大の人工衛星や本物のロケットエンジンを間近で見た後、見学ツアー「宇宙ステーションコース」に参加。「きぼう」日本実験棟の運用管制室を見学し、遠い宇宙へ思いを馳せました。H-U型のロケットが地上に寝せてあり、皆で記念写真を撮りました。

宿泊は、栃木県真岡市の温泉。露天風呂やプール、カラオケを楽しみ、また、夕食後はトランプの「ウィンクキラー」ゲームをしました。出身国によってルールが違うので、一番楽しい方法を皆で決めながら、夜遅くまでウィンクをし合いましたが、まだまだ足らず翌日のバスの中でも続けて大盛り上がりでした。翌朝は早起きした人は近くの広い井頭公園を散歩しました。

3日目の最初のプログラムは、益子での手作りの陶芸。店の人の説明を聞いた後、それぞれ思い思いに好きな形の陶器を作成しました。後日、色彩をほどこされた自分の作品を見て、皆の喜んでいる様子が目に浮かびました。昼食後は陶器美術館で自分の作品との比較ができましたが、陶芸の奥の深さに皆さん感心していました。美術の世界に浸った後は、梨とぶどう狩りに行きました。たわわに成った梨を大きそうなものを見つけてもいで、つぶの大きそうなぶどうを探しお土産用に収穫して皆さん楽しんでいました。梨とぶどうが食べ放題というサービスもあって心ゆくまで楽しめたと思います。

今年の交流会は、日本の最先端技術から伝統工芸までさまざまな日本文化に触れてもらおうと計画しましたが、奨学生の皆さんも満足されたようです。何よりこの3日間、語り合い、笑い合い、旧知の友のように皆が仲良くなれたことは大きな喜びです。日頃の大学での研究生活から離れて、リフレッシュできたのではないかなと思います。最後は、LINEのグループを作って、これからも連絡を取り合うことを約束して、散会しました。

 
こちらから奨学生のエッセイをご覧いただけます>>
 
 
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